【発達障害】注意欠陥・多動性障害とアスペルガー症候群
ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。今回は発達障害に分類される注意欠陥・多動性障害とアスペルガー症候群についてお話したいと思います。
発達障害の中で重なりがちな症状
注意欠陥・多動性障害
注意欠陥多動障害は【不注意】【多動】【衝動性】の三つを特徴として持っています。
思考が常に忙しくグルグルとめぐっており、やりかけた作業を忘れて、次の作業に取り掛かると言うことが日常的に起こります。
結果、期限内に課題ができなかったり、複数の仕事を順序だててするのが難しくなったりします。忘れ物がひどかったり、約束を忘れてしまったりすることもあります。
おしゃべりで言わなくて良いことを口にしてしまったり、よく考えず衝動買いをしてしまったりします。
会議中にそわそわと貧乏ゆすりをしたり、ペンを回したりと落ち着きがありません。
感情の起伏が激しく、自分の思い通りにならなかったり、欲求が満たされなかったりすると怒りや感情が爆発してしまい、大声を出したり、モノにあたったりすることもあります。
アスベルガー症候群
アスペルガー症候群は、自閉症のうち知能や言語に遅れがない物のことです。
集団生活をするのが苦手で、こだわりの強さや感覚過敏などを特徴としています。
人間関係において察することが苦手ですが、パターン化すると非常に強くなります。
また同じ仕事をずっとするのが得意なタイプが多く、仕事が単純作業の繰り返しでも間違いなく長時間行うことができる人も多くなります。
〇〇しなければならない と思うと過集中で行うことができる場合もあります。
発達障害は症状が重なりがち
注意欠陥・多動性障害とアスペルガー症候群
発達障害は2つ以上の症状が複合する場合があります。なので個人差がとても大きくなります。
その中で、注意欠陥・多動性障害とアスペルガー症候群は複合する場合が多くなります。
集中力がないが、過集中〈注意欠陥×アスペルガー(過集中)〉
など。
この現れ方は一見矛盾しているように見えますが、状況によってこの状況が起こりえます。
集中力がない:嫌いなこと 過集中:好きなこと
発達障害を持たない人でもそんな時はもちろんありますが、そのふり幅がとても大きい場合があります。
発達障害は〇〇と言い切れない難しさ
発達障害には6つの症状がありますが、上記のようにいろいろな症状が複合するため対応が難しい症状となります。
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