簡単にできる“障害のあるひと”に心を開いてもらう方法
御社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。今日はなかなか心を開いてくれない雇用している障害者さんについてのお話です。
障害者雇用を進めていくうえで、なかなか障害がある方が心を開いてくれないという問題があると思います。
心を開いてくれないと、職場での悩みもわかりませんし、やりにくさもわかりません。
そこにはたくさんの理由があるのですが、理由がわからないと対処もできませんよね。
障害者雇用だけではありませんが、社員に心を開いてもらうにはどうすればよいのでしょうか。
人の行動には理由があります
心を開いてくれないのは何故?
精神障害者が心を開かないのは、障害が大きく関係する場合が多いです。
一般的な方でも精神障害を持っていらっしゃる方の心の中はなかなか理解できない方が多いと思います。
それはごく自然なことです。近くに精神障害を持つ方がいらっしゃらないと、どうしてもどんな人なのか予想もつきにくいですし、理解もできません。
ですが、それは障害がある方も同じなのです。障害がある分その悩みは大きくなります。
障害がある方はその障害で対人関係が苦手なことも多いです。そして嫌な思いをしてきたこともたくさんある方が多いです。
なので対人関係に苦手意識を持ってしまい、なかなか心を開けない。そして自分のことを伝えるのが苦手な方も非常に多いので誤解されがちなのです。
心を開いてもらうために
障害があるひとも人である
障害があってもなくても、相手は人です。当たり前のことを言ってますよね。私。
でもついつい「障害があるから・・・特別なんじゃないか」と考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
人なんです。
挨拶はもちろんみなさんなさっていると思うのですが、その後に一言何かを付け加えると、心を開いてもらいやすくなります。
「おはよう。昨日は〇〇を頑張っていたね」
「おつかれさま。今日もありがとう」
一言でいいんです。相手の仕事を見ていてそれを言うのがベストです。でもそれができなければ、何か一言その人に言葉をかけてあげてください。
これは障害者雇用の現場だけではなく、一般雇用現場でもおなじです。
挨拶+一言をもらって怒る人はいません。(タイミングはあるでしょうが)
お互いに信頼関係を築くことができれば、プラスになっていくので試したことがない方がいらっしゃれば試していただければと思います。
ご拝読ありがとうございました。
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