社員のメンタルは企業経営には何の関係もないと言う誤解

query_builder 2021/08/24
ブログ

 こんにちは。私は障害者雇用の面から、社員のメンタルを向上させるお手伝いをさせていただいていますが、今回は社員のメンタルが企業に与えるリスクを見てみたいと思います。

日本におけるDALYs損失原因2019年

7つの機関の調べたDALYs損失原因とは

 ワシントン大学保険指標評価研究所・世界保健機関・ハーバード大学・東京大学などが

2019年日本国内における病気や疾患を原因とする余命短縮および生活の低下による損失の合計(DALYs)を検討し、日本人15~49才男女の健康損失の多くが上位10位に固まっていることを発表しました。


日本におけるDALYs損失原因の上位10疾患

1.腰痛・肩こりなどの筋骨格系疾患

2.精神系疾患

3.そのほかの非感染性疾患

4.自殺・暴力・自傷

5.悪性新生物

6.不慮の事故

7.脳神経系疾患

8.虚血性心疾患

9.皮膚疾患

10.消化器系疾患

出典:https://vizhub.healthdata.org/gbd-compare/


そのうち2位に精神疾患がランクインされています。 そして4位には自殺・暴力・自傷がライクインされています。


 このように働き盛りの年齢の含まれる15~49才男女の健康損失は社会だけではなく、会社にとっても大きな損失となります。

社員のメンタルヘルスが企業リスクに直結する時代

ウツ病や自殺が社内で発生した場合

 ウツ病や自殺が社内で発生する。他人のことのように思えますが、データーから見るとそれは他人事と見るのが難しいほど上位に挙がってきています。


 では社内でウツ病や自殺が社内で発生した場合、どのようなリスクが発生するのでしょうか。

社員の生産性が下がる

 社員がメンタルヘルスの疾患にかかると、同僚の方はある程度どうしてなのかと言うことを察することができます。

 その対応に経営者側が、形だけの対応をしていると感じた場合士気が下がり、やる気に影響が出ます。


 すると生産性に影響が出て、企業全体の生産性が下がることが考えられます。


 ブラック企業と言われる企業は、この心理からくる生産性に着目できず辞める社員を無理やり引き留めて問題になったり、生産性が上がっていれば必要ない残業や休日出勤を強いることで企業価値を下げていることが多いようです。


 また企業価値低下をリスクと考えない場合、現在の情報化社会において社員がインターネットで種内の問題について告発したりするケースも考えられます。


 最も怖いのは「悪い企業」とレッテルを貼られることではないでしょうか。

職場でのうつ病や自殺が発生すると

 職場での自殺やうつ病が発生した場合、会社がメンタルヘルスマネジメントを怠っていたとされた場合、多額の慰謝料が発生することがあります。


 またうつ病で社員が辞めてしまった場合、その人員の補填に関する手間や金額も必要となってきます。

障害者雇用の現場でも

理解不足でお互いに不幸に

 障害者雇用の現場でも、理解不足からくるいじめやうつ病などが問題になっています。

 障害者と触れ合う機会のない社員の方にとって、障害者は「特別な存在」とおもってしまいなかなか何を話していいかわからない。

 どうしたらいいのかわからない。

 怖い

と言うご意見もいただきます。


「困っているんだろうけど・・・・」


と見守っていて感じてもどうしていいかわからない。

 

 障害者側も誰に話を聞けばいいのかわからない。お互いに話しかけずらい。などストレスの種となることが障害者雇用の場にはたくさん転がっています。


 それを一つ一つ拾って、ストレスの種を発芽しないようにしていくのが、障害者雇用・一般雇用かかわらず必要なメンタルヘルスマネジメントであり、会社のリスクマネジメントの一つにつながるのではないでしょうか。

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