精神障害者にはシングルタスクで仕事を任せる?シングルタスク??
皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。今日は精神障害者に作業を指示するときの基本「シングルタスク」についてのお話です。
タスク?
タスクと言うのは作業のこと。マルチタスク→ダブルタスク→シングルタスクの順に小さな作業となります。
「来週の出張の準備よろしくね」
これはマルチタスクになります。
マルチタスクは一つの言葉の中にたくさんの作業が含まれています。
すべてをぬかりなく最初からやるのは、なかなかに難しいことですよね。
これは保守点検出張を例にしていますが、私が考えだけでもこんなに作業があります。
皆さんのお仕事ではもっとたくさんのタスクが含まれているかもしれませんね。
これを少し崩したダブルタスクになるとどうなるのでしょうか。
ずいぶんシンプルになりましたね。必要なものを書類にまとめてくれていると言うことで、仕事もしやすいのではないでしょうか。
でも必要な部品や工具を積み込めばよいだけなのでしょうか?
チェックと書いていると言うことは、部品や工具を何らかの形でチェックしなければならないようですよ?
そのチェックについての指示が見当たりませんね?
さらにシンプルになりました。
部品や工具のチェックの一つ、消耗品の補充だけを取り出して指示を出したのがシングルタスクとなります。
ここから少しづつステップアップをして、マルチタスクに近づけていきます。
慣れている人にとっては、当たり前にやっている作業をバラバラにしてシングルタスクにするのが難しいことがあります。
そんな時には一緒にやってみて、作業を見せあいながらやるとコミュニケーションを深めることができますし、間違いを極力防ぐことができます。
精神障害者の人だけではなく、作業に慣れていない新人などにも有効なシングルタスク化。
覚えておいていただければ幸いです。
ご拝読ありがとうございました。
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