【指示の出し方】「この書類を重ねてホッチキスで止めてください」では不十分?
皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。今回は、指示の出し方のお話です。前日のブログでシングルタスクのお話をしましたが、シングルタスクをもっと砕いた形で指令を出すと良いと言うお話です。
【問】
会議で使う書類をホッチキスでまとめて、20部持ってきてほしい
と言うシングルタスクを出したとします。ですが・・・。持ってきてもらった種類は、自分が考えていたものと違っていました。さて、どこが違っていたでしょう。
この問いはいくつもの答えがありますが、一つわかりやすいものを上げてみます。
自分が考えていた書類の形は
だったとします。ところが上がってきた書類は、こんなホッチキスの止め方でした。
ホッチキスの止め方で書類の中身が変わるわけではありませんが、少しめくりにくいですよね。
自分が出した指示が相手にちゃんと伝わっていない。と言う場合はよくあります。
これはホッチキスの場合でしたが、ホッチキスの止め方ならまだ対応ができます。
ですが中の資料の順番がわかりにくい物だった場合、順番が入れ替わると言う惨事が起こるかもしれません。
資料にページ数をふるのはもちろんですが、一番最初の作業の時に実際に一部目の前で作って見せるのが一番有効な失敗対策です。
「理解していて当たり前」ではない。
自分では常識だと思っていることが、他者にとっては特殊だったりすることはよくあります。
折り紙を半分に折ってください。
と言う指示だけでも、
+縦に折る人
+横に折る人
+三角に折る人“私です”
がいます。実際にしごとサポーター講習会場で行った実験ですが・・・。
私が三角に折ったのはヒネてるだけですけども^^
精神障害や軽度知的師障害の方に合わせた指示の仕方は、健常の方にもわかりやすいのでぜひ意識してみてくださいね。
ご拝読ありがとうございました。
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