【発達障害の特徴】狭いところが好きな方が多い?落ち着く場所構築のヒントとは
皆様益々のご活躍のこととお喜び申し上げます。本日は発達障害児を育てていて知った発達障害児の特徴の一つ「狭いところが好き」についてです。
狭いところが好きと言うことに 「情報が少ないから安心できるのではないか」 と言う考察を交えてお話させていただきます
発達障害の我が子-やたら狭いところが好き
典型的なアスペルガー症候群と言われた我が子。慣れない場所などでは、やたら狭いところに入りたがる幼少時代でした。
妹の幼稚園に連れて行った時には、50cm×50cm×50cmの正方形のロッカーにすっぽり収まったまま出てきませんでした。
発達障害の方は何故狭いところが好きなのでしょうか
これは私の考察に過ぎないのですが、発達障害の方が狭いところを好むのは情報量の多さが負担になるからなのではないかと考えています。
狭いところはおのずと入ってくる情報量が少なくなるので、安心感があるのではないかと私は考えました。
事業所でこれを生かすのであれば、
+隅の静かな場所(ただし担当者の目の届く場所で)で作業をしてもらう
+不透明のパーテーションで視線を隠す
などの手段が考えられるのではないでしょうか。
実際に手が止まることが多い発達障害の方に、よく話を聴いてみると
「人が近くを歩くのが気になって集中できなかった」
と言うような場合もありました。
健常者の思いつかないことが作業の邪魔になっていることがあります。
ただ周囲を頻繁に人が歩くだけ、知覚で作業するのが視覚に入るだけで戸惑ってしまう場合もあります。
その場合は視覚情報を遮断すること、遮音イヤーマフを使うことで改善される場合があります。
本格的な寒さが訪れていますので、皆様もお体にお気をつけてお過ごしください。
ご拝読ありがとうございました
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