その頭痛片頭痛ではなく心身症かもしれません/心身症と就業
皆様ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。今日は心身症からくる頭痛のお話です。
皆さんは頭痛にかかったことはありますか?ほとんどの方がyesだと思います。頭痛薬を飲んだりして、お仕事に励んでおられるかもしれませんね。
じつはこの頭痛。心身症と言う物からきている場合があるのです。
心身症とは何か。と言いますと、
「発症や症状変化がストレスとの間に明らかな関係があるもの」
を言います。
器質的障害(胃潰瘍)
機能的障害(緊張性頭痛)
に分かれています。
機能的障害(緊張性頭痛)の特徴としては、
+反復性緊張型頭痛(痛みが軽く短時間で解消する)と
慢性緊張型頭痛(連日のように痛みが続く)に分かれます
+頭をタスキで締め付けられるような痛みで、持続性が特徴。
+痛みの程度は日常生活は少し制限されるものの寝込むほどではない
片頭痛に見られる吐き気はない
+治療としては不安・ストレス軽減をはかり、認知行動療法も検討する
となっています。
心身症としては、再発を繰り返す消化性潰瘍や気管支喘息、コントロールの悪い糖尿病・高血圧・過敏性腸症候群・そして頭痛が現れます。
同じ姿勢を繰り返すことで起こる緊張性頭痛も存在しますし、頭痛は色々な原因で起こるので医師の診断が必要となります。
心身症と就業について
就業による労働者の健康被害が予見できる場合、それを回避する義務が安全配慮義務として課せられています。
結果的に作業関連疾患(複数ある病因の一つが就業上の要因である場合)が生じれば、労災認定され、これとは別に独立して安全配慮義務不履行に伴う過失責任が民事上問われる可能性が高くなります。
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